4月28日(水)にグループディスカッション実践講座をオンラインで開催しました。
コロナ禍において企業側の採用活動もオンラインで行われることが一般的になってきている中、今年度はグループディスカッションも積極的に行われているようです。
①働く様子を具体的に想像できる
グループディスカッションという会議の模擬体験を通して基本的な適性・人柄、職業観、積極性、リーダーシップなどを見る。
②コミュニケーション能力を見ることができる
個人面接と比べて、他者との関わりが必要になる為、人の話をしっかり聞き、分かりやすく自分の意思を伝える能力を見る。
③効率的である
一度に数人の選考ができ、さらに相対評価も可能になる。
という利点が、採用側にはあるのだと思います。
今回は『最低賃金を全国一律にすることの是非について』というお題で練習しましたが、単純に是非を争うのではありません。
①なぜ最低賃金が設定されているのか。
②地域ごとで賃金が異なる理由は何なのか。
③一律にすることによる利点は何なのか。
④一律にすることによる弊害は何なのか。
⑤最低賃金の課題とその解決策は何なのか。
などを考えるべき点を挙げて、議論を深めていく必要があると思います。
当然、チームによって重視するべき点は異なるかと思いますが、共通認識の中で時間内にチームの意見をまとめていくことが重要です。
いかに一丸となって議論を前向きに進めていくことができるのか。
特に採用試験で初対面となる人たちと議論していくので、難しいところですが、練習を重ねて慣れていってほしいものです。
また機会があれば開催したいと思います。
参加してくれた皆さん、ありがとうございました。